tokyotowerstory

tokyotowerstory

東京タワー


★ストーリー
階段を登る女の尻を仰ぎ見ることに喜びを見出す「階段男」がいた。
階段男


ある日、東京タワーの近くの歩道橋で、妙な女に出会った。女は東京タワーを見上げ、妄想に耽っている。思わず話しかけると、女はいきなり東京タワーへの愛を打ち明ける。子供の頃から高圧線の鉄塔や鉄骨が好きな「鉄塔女」だった。
鉄塔女


「階段男」は度肝を抜かれながらも、人間に対する愛ではない、物体に対する愛として理解する。彼の仲間には、自転車の車輪などを愛する「車輪女」や、自転車のサドルとなって女の尻に押しつぶされたい「サドル男」などがいた。
車輪女


「階段男」は「鉄塔女」を誘って、「車輪女」や「サドル男」を紹介する。彼らは一緒になって、物体を愛したり、自ら物体になる実験を開始する。
バルーン


一方、「階段男」の古い知り合いに、まるで対極の「マダム肉欲」と「ミスター珍棒」がいた。生身の人間の、女陰と陽根の結合こそ至上のもであるという「新・陰陽道」を信奉していた。
男根女淫


人間ではなく、鉄骨や鉄塔を愛する女がいると聞いた「マダム肉欲」は、そんな変態は矯正しなければならないと言って、「鉄塔女」を招く。
いくら東京タワーを愛しても、リアクションのない一方通行だと悩んでいた「鉄塔女」は、「マダム肉欲」の招待に応じる。マダムの言うように、本当に生身の人間の肉欲の方が良かったら、自分の街に戻って普通の恋愛でもすればいい。


果たして、人間同士の肉欲が勝利するのか、物体に対する愛が勝利するのか?




★キャスト
鉄塔女=東 凛
車輪女=牧瀬 茜
マダム肉欲=山口真里
階段男=荒木太郎
サドル男=津田 篤
ミスター珍棒=平川直大

★スタッフ
脚本・監督=山﨑邦紀
撮影=小山田勝治
照明=ガッツ
録音=山口 勉
助監督=小関裕次郎 
現場応援=武子政信

編集=有馬 潜
整音・音響効果=若林大記
ポスター=MAYA
録音スタジオ=シンクワイヤ
グレーディング=東映ラボ・テック

(原題『タワーLOVE〜人ではない方角へ』)

Graphics by CAJOLINE-SCRAP. Theme by Mother And Baby.Dedicated Servers, modified by QHM Temps

powered by QHM 6.0.9 haik
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional