TrainStory

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作品紹介『痴漢電車 変態の夢と現実』


<ストーリー>
2050年。モノレールで老人が語る。かつて電車内で痴漢が横行し、冤罪も多発した時代があった。時の政府は学者に研究を依頼し原因を究明したところ、特殊なウィルスによる感染症で、脳細胞に深く浸透し、不治であることが判明した。治らない以上、彼らを「痴族」と名づけ、撲滅が図られた。老人の指は真ん中3本が欠落している。

2022年。鉄道女子防衛局に狼牙という凄腕の痴漢ハンターがいた。痴族ハンターが痴漢行為を確認した場合、現場で触った指を切断することが認められている。狼牙はウルヴァリンのような鉄の爪で見事に切り落とした。
爪電車


ある日、サラリーマンの比丘人が調子に乗って狼牙に手を出し、中指の第2関節まで切断された上、会社に通報され首になる。
痴漢山本


怒りをぶつける場所のない比丘人の前に現れた詩音は、先日痴漢から自分を救ってくれた比丘人が、どうして指を切断されるのかと憤る。
確かに詩音に痴漢していた男がチャックを下げるのを見て脅してやったのだが、それが詩音には忘れられない。ホモ君


二人は詩音に痴漢する男たちを脅して、金を巻き上げることを計画する。
この人です
捕まえた


狼牙は、鉄道女子防衛局の満州局長の父親に引き取られ、満州とは義理の兄と妹のように育った。しかし、満州は痴族撲滅、痴族に人権はないと呼号する一方、痴漢行為に尋常でない興味を持ち、後妻の亜蘭と痴漢プレイに耽っていた。
家の中


狼牙が持参する痴族たちの取り調べ映像は満州の欲望を刺激したが、狼牙はもちろんそれを知らない。
爪取り調べ


狼牙の前にロザリ夫という一風変わった痴族が現れた。
痴漢中細


自分はウィルスによって痴漢行為を行うのではなく、生まれながら女性の身体を覗いたり、嗅いだり、触ったり、舐めたりするのを宿命づけられた糞虫のような存在なのだと言う。狼牙に指を切断され、いつかこんな日が来ると思っていたと語る。痴漢行為を止めることはできないが、罰せられるのは当然で、自分はそれを受け入れると言うのだ。
取り調べ細


その言葉通り、指を切断されるのが目的のように狼牙の前に現れ、彼女を混乱させる。痴族はウィルスによって発症するのではなかったか、自ら罰せられることを望む人間的な感情を、痴族は持つことができるのか、本当に痴族のウィルスは存在するのか?

<スタッフ>
脚本・監督=山﨑邦紀
撮影=小山田勝治
照明=ガッツ
録音=山口 勉
助監督=小関裕次郎 
編集=有馬 潜
整音=若林大記
録音スタジオ=シンクワイヤ

<キャスト>
東 凛=狼牙(ろうが・痴族ハンター)
水嶋アリス=詩音(しおん。痴漢美人局の女)
黄金むぎ=亜蘭(あらん。防衛局長の妻)
永川聖二=満州九州男(まんしゅう・くすお。鉄道女子防衛局長)
山本宗介=比丘人(びくと。痴漢美人局)
細川佳央=ロザリ夫(ろざりお・自罰痴族)
荒木太郎=2050年の老人(痴族残党)

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